さっそくシオン姫はレイク夫人に頼んで、外出用のを服を用意してもらいました。それは伝統的なデザインのものでした。
マントと上着とズボンを身に付けて、長い黒髪をすっかり帽子の中にしまい込むと、勇ましい騎士のように見えました。「まあまあ、まるで男の子のようですね」そう言いながらレイク夫人は、お守りにと真珠のペンダントをかけてくれました。「ありがとうレイク夫人!」シオン姫はそういうとレイク夫人にキスをして、走って中庭の方に向かいました。

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