表面加工の種類と特徴
種 類使用ビニル工 程備 考
ビニール引き
(ニス引き)
塩化ビニル溶液コーティングマシンで塗布。2本のローラーの間隔調整で塗布量を調整。加工は他の方式より安価だが、平滑性、光沢、耐摩擦性、耐湿性があまり出ない。
プレスコート塩化ビニル溶液印刷面にビニル液を塗布・乾燥後、平圧プレス、ロールプレスで加熱加圧。プレス焼けや艶ムラといった凸部のみに妙に光沢が出る場合がある。
箱にする場合はPP貼り等より接着適性が良好。
PP貼りポリプロピレン(PP)フィルムロール状のPPフィルムに接着剤を塗布・乾燥後2本のローラー間で熱圧着。印刷物の水分、パウダーの量やカールの具合で仕上がりに変化の出る場合がある。特に濃色における白点(スプレーパウダーの影響)が見られたり、色調が変わることがある。
ビニール貼り塩ビフィルム紙面に接着剤を塗布・乾燥後、ビニルフィルムをのせ金属と重ねて圧搾プレスに入れる。同 上
種 類光 沢色焼け耐 折
ビニール引き(ニス引き)423
プレスコート234
PP貼り311
ビニール貼り132
※1、2、3、4の順で性能が優れている。

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